視野を広げると心身とも楽になる。

前回の姿勢の話題から視界の話題へ繋げてみました。

今までよりも少し上を向いてみると首が楽になってくるはずです。
これで、首が痛い人は止めておきましょう。
整体を受けて、まずは少しでも上を向ける身体を作っておく事が優先です。

なぜ少し上を向くと首や腰の筋肉が楽になるのか？
背骨の作りが、「元々そうなっているから」＝自然体ってことですね。

この図を見ると首の部分は真っすぐに見えますけど
ビミョーに反ってます。

普通に生活をしていると、９９％の人が首を下向きにしてます。
という事は、背骨の理想的な作りではない＝自然体ではない。

まあ、長く続けば痛みが何処かに出てきますね。
多くのお客様が「こんなに上を向くの？」というくらいですから
自分で写真を撮ってみないと、やや上向きなのかわからないと思いますよ。

もう少し、肉体的な面から説明します。
首だけをちょい上に向けようとすると
痛くなったり・可動域が狭い人は、肩が前に巻き込んでしまってます。
（因みに正常な可動域は下図のようにアゴの先が真っすぐ前を向く）

肩も前に巻き込み、首も下向きになってしまう。
この態勢が当たり前になると、首だけではなくて
身体のいろんな所が痛くなります。

前の記事で書いた脊柱起立筋をコントロールする為には
「胸をちょい張って、首をちょい上向きにする」
こんな細かい所も必要になってくるんですねー。

今回は、肉体的な面からでしたけど
この状態を作っているのは、精神的な面の影響が大きいです。

次回はその事をお伝えします！